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[mule-ja:49] Failure of treatment of coding system
From: |
Ikumi Keita |
Subject: |
[mule-ja:49] Failure of treatment of coding system |
Date: |
Thu, 21 Apr 2016 23:02:03 +0900 |
井汲です。
emacs 24.5 で、文字コードの扱いの不具合に出くわしました。原因は究明で
きていないので報告のみになります。emacs の開発版は追っかけてないので、も
し開発版で修正済みのことだったらすみません。
添付の2ファイルは、日本語をそれぞれ utf-8 と iso-2022-jp で保存してい
る tex file です。これらを emacs 24.5 で続けて開くと、どちらから先に開いて
も、後から開いた方のファイルのバッファが文字化けします。
参考になるかもしれない補足事項をいくつか挙げておきます。
- 文字化けしている方のバッファの buffer-file-coding-system の値は、先に
開いた正常な方のバッファと同じになっています。
- 各ファイルに Local Variables: パートを追加して、coding: タグで適切な
coding system を指定しておくと文字化けは起きなくなります。
- locale 関連の環境変数をクリアして emacs -Q でスタートしても現象は変わ
りません。
- tex-mode は major mode としてはちょっと特殊で、読み込んだファイルの内
容から plain-tex-mode, latex-mode, slitex-mode のどれが適切かを推測し
てそれらのうちひとつの major mode に自動的に移行しますが、この動作が関
係しているようです。そういう動作を起こさない普通の major mode だと、こ
の類の文字化けを起こす例は試した限りでは見つかりませんでした。また、
emacs builtin の tex mode ではなく、AUCTeX の tex mode も類似の推測と
major mode の移行を行いますが、こちらで同じファイルを使って試しても同
様の文字化けが起こります。
井汲 景太
testcase.tar.gz
Description: testcase
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